Gジャンのオリジナルファーストがベースのレザージャケット！

アニリンホースの素材感が、Gジャンというおなじみのアウターを昇華しています。

ファーストは、1936年発売され、当時ワークウェアとしての側面が重視されていたということで、「動きやすさ」「作業のしやすさ」などに力を入れて開発されており、片方の胸にのみポケットが付いたり、襟が低めなのが特徴です。

Gジャンというデザインは、幅広いファッションで活用できるカジュアルな佇まいにあり、どんなスタイリングにも対応できますよね。
ライダースなどとはまた違った魅力があり、革ジャン好きにとって興味を惹かれる存在ではないでしょうか？
当然ながらアメカジとの相性もいいですので、ネルシャツなんかとも良く馴染みますよ。

「DaytonaBROS]にて編集長オガワさんが着用した特別モデル「エコホース」仕様も登場しました。
アニリンホースと比べ、革が厚く、マットな仕上がりですが、着込むほどに独特の艶が増してくる素材です。

■アニリンホースについて

上質なホースハイドにオイルをたっぷり含ませ、染料でランダムにムラを作った後、高温の熱で焦がすことにより銀面に独特のムラ、艶が生まれた素材です。
質感を生かすため馬革独特の若干のキズ、シボ等は見られますがそれを隠すことなくなく仕上げており、一枚一枚異なった表情を持っています。
発色も良く、手にまとわりつくような質感も特徴の一つです。
厚み1.2mm前後。

■エコホースについて

北欧産の選りすぐった原皮を使い余計な薬品などを使わずにキズや、スレを隠すことなく自然のまま仕上げた素揚げのような素材。
タンニン鞣しなので時間とコストがかかりますが、繊維が締まって伸びにくいのも特徴的です。
最初はマットですが、着込むほどにタンニン鞣し独特の深みのある艶が出てくる素材です。
厚み1.6mm前後。

モデル：身長177cm　体重70kg　着用サイズ：M

着用の感想：着初めはハリ感があり、少し着心地が良くないかもしれませんが、着込んでいくほどに柔らかく馴染んできますよ。

■インディゴホース仕様もございます。
Ｇジャンタイプレザージャケット インディゴホース(馬革/日本製）はこちら≫

早く馴染ませるには、どうすればイイの？

厚手の革は、馴染むのに少し時間がかかりますが、その分、馴染んだ後はより良い雰囲気になります。

使い込むことで次第に柔らかくなりますが、早く馴染ませたい場合は、

ミンクオイルを塗り込みながら「なでなで」することで、柔らかさが増します。

体を使って揉みほぐすことも良い方法です。

着ていないときも手が空いていれば、体の熱を加えながら揉みほぐすと、より馴染んできます。

人間の手肌にある油分で柔らかさは増します。

１番はいつでもどこでも着用することで、体に寄り添うレザージャケットになるはずです。

荒療治：これは１番の良い方法ではないですが、ざぶとん代わりに体重を乗せたり、

クッションの変わりに背中に押し付けたりすると、より早く馴染ませることができます。

ボタンホールを柔らかくする

厚い革の場合は、ボタンホールもはじめは硬くて留めるのに苦労する場合があります。

そんな場合は、ボールペンなどの硬い棒状のもので、グルグルとボタンホールを拡げると良いです。

手を加えることで愛着も増します。時間をかけて使い込むよりも早く柔らかく馴染ませることができます。

ミンクオイルを入れながら行うと、より柔らかくなり、よく馴染みます。

マスメディア掲載

RUDO(ルード) 2016年11月号に掲載されました。