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ワイツーレザーのひたむきなモノづくり

鞣し / TANNING

鞣し / TANNING

鞣しの流れから仕上がりまでをご紹介します。革業界の現状やこれからについてもお話していきます。ジャパンメイドのモノ作りの良さをもっと多くの人にしていただくために。

裁断 / CUT

1パーツ、1パーツ手裁ちなので裁断、縫製に手間隙かけています。裁断は包丁、文鎮など使う道具が限られるので、より重要なのは裁断師の革を見る目、丁寧さが必要。その一パーツ、一パーツの積み重ねが1着になった際、大量生産された物とは全く異なる1着に。

裁断 / CUT
縫製 / SEWING

縫製 / SEWING

1着、1着丹精込めて作製。最高の1着をお届けするため日夜製作中。品質を追求したこだわりのジャパンメイド。海外製、量産品にはない丁寧な仕上がりを実現しています。

素材 / MATERIAL

国内生産の上質な馬革(ホースハイド)、鹿革(ディアスキン)、牛革(ステアオイル)を中心に使用しています。素材も一から製造しているため、手間暇はかかりますが高感度な革に仕上げています。

素材 / MATERIAL
裁断

金具 / ZIPPER

Y'2 LEATHER (ワイツーレザー)は、アンティーク仕様のYKKジッパー、オールドアメリカンを使用しています。革質やデザインに合わせてWALDES,YKK等を使い分けています。

 
作り手の想い

■Y'2LEATHEをプロデュースする梁本(ヤナモト)さんの一言メッセージ
革素材はもちろん、裁断、縫製、商品ディテールなど妥協しないモノヅクリを目指しております。

■やりがいを感じる瞬間
お客さまからのメールを頂いたり、街で着て頂いているのを見た時

■製品作りのコンセプト
正直なモノヅクリ

■手に取る方に伝えたいこと
レザー商品は布帛物とは違い着てからがスタートです。
どんどん着て自分色に仕上げてください。

■ワイツーレザーが作られた経緯やきっかけ
前の会社が廃業した為

■どんな想いでモノ作りをされているか
自分で買った事を想像しながら、
買って良かったと思える 商品を提供できるように心がけています。

■コストのかかる日本で製品を製造されている理由、想い
革、縫製、裁断、仕上げと、すべて目が届くので間違った方向に行って場合でもすぐに軌道修正できる点。革、縫製などそれぞれの点で国内でしかできない事が多いので。

■目指していること
顧客満足

■購入をご検討中のお客様へのメッセージ
レザー商品は高額です。ご不明な点などはお問い合わせ頂きご納得頂いた上で
お気に入りの1着を見つけて頂ければ幸いです。

裁断 / CUT
裁断

紙で出力されたパターンを元に、ボール紙に移し変える作業。一部ポケットなど各サイズ共通で使う場合もあるが、残りのパーツは各サイズごと必要で、合計で平均35前後のパーツが必要。 別に裏地用にも必要な為、裁断する前準備も意外と大変な作業です。

ご覧の通り品番、サイズごとに分けているが、1型でもかなりの量になる。 これ元に裁断作業に入ります。

 

厚みのある革は縫い代のみ薄く漉きます。 縫い代を漉くことにより、革の厚みを残しつつ縫製を綺麗に仕上げ、肩など革が重なる部分の負担を軽減します。 ただしすべて漉くとぺらっとなるので、1パーツごと漉く場所のみチョークで指示を入れます。

裁断
 
裁断

1着、1着、いや1パーツ、1パーツ手裁ちなので裁断、縫製にお時間が掛かり 入荷のタイミングが商品によって異なる場合があります。

裁断は包丁、文鎮など使う道具が限られるので、より重要なのは裁断師の革を見る目、丁寧さではないだろうか。その一パーツ、一パーツの積み重ねが1着になった際、大量生産された物とは全く異なる1着になると信じております。

 

写真のステアオイルは、顔料を使わない水染のため、同じ黒でも「真っ黒」、「黒」、「青みのかかった黒」など色ムラがあります。色ムラはございますが、その分牛革のにディアスキンのように柔らかく肌触りは最高です。

色ムラはキャメルなど薄い色の方が多く、半裁1枚でも銀面の密度、厚みなどによりかなり色ムラがあります。 その為、写真のように裁断時にもどのパーツに使うかイメージしながら裁断します。 最高の1着になるよう急ぎつつ丁寧に仕上げていきます。

裁断
縫製 / SEWING
裁断

まず釦付けですが、生地などとは異なり革の場合はすべて機械付けではなく手で一つづつ付けております。 その釦付けも革の厚み、付ける場所などにより色々変えております。

まずはこちらをご覧ください。 巻きに巻きまっくっております。これ位巻くとそうそう取れません。 薄い革はここまで巻かなくても良いのですが、やはりホースはこれ位は必要です。

 

そして力釦(力ボタン)釦の裏側に付けます。力釦を付ける理由は、釦の補強は勿論ですが、ボタンに強い力が加わりその拍子でボタンが外れる事があります。

その際に革、生地を破る場合があるのでそれを防いでくれます。それでも豆(最後結んだ部分)から糸が抜ける場合があり、それが原因でボタンが取れるパターンがとても多いです。

ですので豆を少し残しで滑って豆が抜けにくくしております。 形あるもの100%は難しいですが、それを目指して皆様に満足して頂ける1着をお届けできるように努めています。

裁断
 
ワイツーレザーの裏地素材
 
ワイツーレザーの裏地素材
 
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